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2017.12.02

#「全訳 漢辞海」は古漢語辞典なのだ!

ってことで、以前購入した白川静氏の「常用字解」の影響か、最近は漢字について興味が出てきてるのだ。

同じ白川静氏の「字書を作る」を読みはじめて、日本には古くから有名な辞書(字書)や辞典(字典)が多くあることを知ったのだ。

で、それらの評判をネットで調べていて気になったのが、三省堂の「全訳 漢辞海」なのだ。

この「全訳 漢辞海」は分類的には漢和辞典になるんだけど、タイトルに「全訳」とあるのが謎…???

最新版は第4版、iOSの辞書アプリは第3版…
アプリはどこでも持ち運びができ検索も簡単だが、どうせなら最新の第4版が出てからでもいいかな。

で、中古でもいいから購入しようか迷っていたのだ。

そんな先週の休日…

夕方になり各部屋のカーテンを閉めていて、子供部屋の本棚にあった本の背表紙を何気なく見ていたら…「全訳 漢辞海」の文字がっ!!!

なんと目的の辞書が自宅にあったとはっ…!!!

自宅にあった「全訳 漢辞海」は、なんと初版(発行2000年1月10日)。

後でカミサンに聞いてみると、
「長女の高校入学時に学校のオススメ辞典リストにあった辞書をそのまま購入」
したらしいのだ。
長女にも聞いてみたら
「古典の授業用だったと思うけど、一度も使った記憶が無い」
らしい…

結果、一度も使われることのなかった辞典は私が譲り受けたのだ。

で、本書は、1,741ページで黒と赤の二色刷。

冒頭に書かれている「監修者のことば」から引用すると、本書の特徴は以下の通りなのだ。

・この辞書は、漢字についての辞典である。
・日本語表記の漢字から離れて、漢字によって表記された漢語(Chinese language)にたちもどることを企図したものである。
・漢語(古漢語 classic Chinese)を読解するために漢字を通じて学習する辞典なのである。
・日本語の漢字語字典ではなく、古漢語辞典が、この「漢辞海」にほかならない。
・漢字を単に和訓に置き換えるのではなく、漢語として捉え、適確な例文から、実際の文脈にそって語義を読解する。
・古漢語を品詞別に分類し、文法をふまえた解をほどこし、用例は現代日本語で”全訳”した。

これを読んで、やっと本書タイトルの”全訳”の意味がわかったのだ。

で、索引方法は、
・部首索引
・音訓索引
の2種類。

「常用字解」には無かった情報として
・JISコード(区点、16進コード)
・筆順
があって便利なのだ。

複数の漢字について「常用字解」と「全訳 漢辞海」を比較してみると、その微妙に異なる解説や情報があり、単に辞典としての活用ではなく、読み物として楽しむことができるのだ。

自分が小学校に入学した頃、日本には文字の種類が多く、難しい漢字を覚えるのがとても苦手だったのだ。
漢字、ひらがな、カタカナ…特に漢字は音読み、訓読み、熟語によって読み方が変化したり、同音異字など複雑。

しかし、辞書を「読み物」として楽しめる歳になるとは…何とも複雑なのだ。

「常用字解」、「全訳 漢辞海」の他にも興味のある辞書があるが、コレクションはとりあえずここまでにしておくのだ。

毎日、寝る前に辞書のページをめくり、漢字の世界を楽しんでみるのも良いと思うのだ。

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2017.10.01

#「常用字解」は辞典ではないのだ!

ってことで、かの有名な白川静(しらかわ しずか)氏の「常用字解」をAmazonから中古で購入したのだ。
現在は、第二版が発売されているが、今回はお試しもかねて初版を。

初版について、Amazonでは「1,946字を収録」と書かれているが、正しくは、発行当時の常用漢字表の1,945字+本書の解説に必要な1字「曰(えつ)」が収録されているのだ。

第二版は、平成22年11月内閣告知「常用漢字表」に対応しており、全2,136字を収録なんだと。
で、この「常用漢字表」は、文化庁のHPにPDF(全164ページ)として公開されているのだ。
ちなみに平成22年11月当時の首相は菅さんだったのね。

本来であれば、白川氏の字書三部作「字統」、「字訓、「字通」を購入すべきなんだろうが、さすがに中古本(普及版も)でも高価だし自分には専門過ぎて解読も難しいと…今回は、白川氏作品の入門として「常用字解」にしたのだ。

で、今回のタイトル通り、この作品は辞書や辞典ではなく「字典」…その漢字の読み、画数、旧字形、解説、用例が書かれているんだが、キモになるのがその「解説」なのだ。
対象の漢字について、中国古代の歴史的な背景を踏まえた漢字の成り立ちや本来の意味、そして文化の影響により変化したことなどが書かれているのだ。

本書は見開きで5~6文字となっており、音読みで五十音順に配列されているのだ。
巻末に音訓索引はあるのだが、画数索引もあると目的の漢字を探しやすいと思うのだ。

本書の冒頭で作者が常用漢字表(最初は終戦直後に「当用漢字表」と定められた)について以下のような苦言を述べていたのが印象的だった。
・「器、臭、類、戻」の中にある「大」は本来「犬」であったが、字形を変更したことにより、字の構成的な意味が失われるものとなった。
・「害、告、舎」など、まったく理由のない改変によって、字形本来の意味を表現できなくなっている。
(害…ウ冠と口の間が字形が改変、告…口の上が牛、舎…冠の下が舌)

確かに、活字が現代と異なっているのは知ってはいたが、てっきり活版印刷技術に関係することだと勝手に思っていたのだ。

これは、日本における漢字文化が正しく継承できなくなると思うのだ。
常用漢字表ができたのが敗戦だけの理由ではないにしろ、字形に手を加えた(変更、改変)のは、問題ではないだろうか!!

そんなことで、本書を読むことで、本来の字形やその漢字の成り立ちや意味を知ることができるのだ。

自分は、漢字を覚えるのがとても苦手だったが、本書のような解説を国語の授業に取り入れていたなら、もっと漢字(国語)に興味を持てたと思うのだ。

実は今回、初めて知ったのが、自分の名前の一文字が「常用漢字」じゃ無かったこと。
その一文字は人名漢字にはなっているんだが、常用漢字と人名漢字が同一じゃないんだ…これは驚きだったのだ。

そんな人名漢字については、白川氏作品の入門としてもうひとつオススメの「人名字解」…こちらとペアで使えばベストなのだ。

秋の夜長、「常用字解」のページをめくり、漢字の成り立ちをのんびりと学びたいと思うのだ。

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2011.11.27

講談社「スティーブ・ジョブズI・II」を読んだのだ!

ってことで、発売日に予約していた2冊をやっと読み終えたのだ。

本書は「本人公認の自伝」だが、その内容は
 ・本人の主観的な部分

 ・関係者の客観的な部分
を融合した
 【完全なスティーブ・ジョブズの伝記】
となっているのだ。

Apple がスティーブ・ジョブズひとりで成り立っているのではなく、多くのプロ集団がいて、その能力を最大限に引き上げるリーダー(=ジョブズ)がいたから、今があるのだ。
その内容が、淡々と綴られているのが本書なのだ。

今日は、感想は他の人にまかせて、個人的なApple との付き合いについて書くことにするのだ。

Apple 製品とは、Mac Plus を購入してからの付き合いなので、かれこれ20年以上にもなるのだ。
結婚し、長女が妊娠中に買ったのが、Mac Plus。
それは、社会人になって、初めて自分のお金で買ったパソコンなのだ。
当時、国内ではキヤノンが販売しており、会社の帰りにショールームに毎週のように通っていたことが今でも良い思い出になっているのだ。

Mac Plus は、モノクロディスプレイだったが、斬新でかつシンプルなGUI とワンボタンマウス。
日本語は決して得意ではなかったが、その操作性や画面に表示される様々なアクション(=GUI)が、
 ・コンピュータと言うより、道具を使っている感覚
にさせる多くの驚きがあったのだ。

その後、3台買い換えで、現在もMac ユーザーでいるのだ。
まだ、Intel Mac じゃないけど、そろそろ買い換えも検討する予定なのだ。

個人的なスティーブ・ジョブズの人間像は、
 ・Apple 創業者のひとりとして、天国と地獄を味わい、一時はApple を追い出されてはいたが、沈没寸前のApple を立て直し、世界に通用する企業に育てた人。
 ・ビジネスマンと言うよりは、エンジニア(クリエーター、デザイナーの方が正しいか?)として、完璧なモノ作りに徹し、常に時代の先を見据えた商品を我々に提示してきた人。
 ・ハード、ソフト、サービスをトータルにまとめあげ、ユーザーに明確なビジョンを提供し続けることができる人。
 ・平凡よりも、常に刺激を求めて、破壊と創造を繰り返して、進化し続ける人。
等々…。

そんなスティーブ・ジョブズも、病気には勝てなかったのだ。sad
天国(地獄?)にいるジョブズが、どんな未来を夢見ていたのか???

Apple はスティーブ・ジョブズの意思を受け継いで、今後もクリエイティブな商品(サービス)を我々に提供し続けてくれると思うのだ。
そして、我々の生活が楽しく、豊かになれるような商品(サービス)をApple に期待するのだ。happy01

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2005.12.04

ひとことカードのチカラなのだ!

ってことで、今話題の「生協の白石さん」を購入したのだ。

で、購読時間=約50分(ハヤッツ!!!)

感想は・・・
 ・ほのぼのした(=冷静な)受け答え方
 ・商売の基本とは何か
 ・広い視野で見ること

そんな素朴でありながら人間として大事なことを『ひとことカード』を通してコミュニケーションできるってことは、
 【まだ、日本も捨てたモンじゃない】
と思うのだ。

この本の舞台である大学生協だけでなく、他の学校(小・中・高)や企業にもこんなコミュニケーションの場が必要なのだと切に思うのだ。
#そんな場を自分が作らなきゃいけないんだけどね・・・

最近、イヤな事件ばかりが発生している。
今の世の中に必要なのは、真のコミュニケーションなのだと思うのだ。

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2005.08.02

誕生日プレゼントは書籍なのだ!

ってことっで、今日はカミサンの誕生日・・・

しかし、残業になったのでどこもお店は終了していて、さてプレゼントをどうしようか・・・
仕方無く、行きつけのCD & ゲーム& 本のお店に立ち寄って、こんな本を見つけたのだ。

母に習えばウマウマごはん
ドッポたち

内容はともかく(?)、イラストがメインの楽しそうな本だったので。

子供達にも好評で、久々のヒットかも???

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2004.10.15

矢野徹、フォーエバーなのだ!

大好きなSF 翻訳家=矢野徹さんが亡くなったのだ。

特に、お気に入りだったハインラインの翻訳・・・
今頃は、天国でハインラインと一杯飲みながら、毎日SF 談義かも?

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2004.04.20

菜根譚で人生を見つめるのだ!

菜根譚(さいこんたん)とは、「人はいかにして生きるべきか」を人々に話し聞かせるために中国の洪 自誠(こう じせい)と言う人が書いた古い本なのだ。
以前(6,7年前か)に「新釈 菜根譚」を読んだことがあって、最近子供向けに「みんなのたあ坊の菜根譚」なる本が出たので購入したのだ。
この「みんなの・・・」の最後に参考文献として「新釈・・・」と書かれていたのにはビックリしたのだ。

カミサンの体調がまだ完全に復活していないので、ゆっくり読書でもと思い買った「みんなの・・・」は、子供たちも興味を持ち、付録(シールと定規付き)もあってとてもハッピーになれるのだ。

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